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内藤 廣
(選考委員長) |
所属
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東京大学大学院 教授 | |
専門
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建築デザイン、景観デザイン | ||
著書
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「建築的思考のゆくえ」、「グラウンドスケープ宣言」(共著)ほか | ||
作品
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海の博物館、安曇野ちひろ美術館、牧野富太郎記念館ほか | ||
審査の
ポイント |
技術,制度,文化,経済の葛藤の中で,それを美しい形に昇華させたもの。私を犠牲にして公の価値を生み出そうとするシビルエンジニアの魂に通じるもの。過去と未来への眼差しが広くて深いもの。感動をともなうもの。そうしたものを独断と偏見をもって選びたいと思います。 | ||
佐々木 政雄
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所属
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(株)アトリエ74建築都市計画研究所 代表取締役 | |
専門
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都市計画・都市デザイン | ||
著書
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アメニティ都市への途,歴史のまちのみちづくり,都市の水辺をデザインする(以上共著) 他 | ||
作品
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桑名市住吉入江,日向市駅周辺デザイン,日南市油津堀川運河 ほか | ||
審査の
ポイント |
地域の持つ固有の自然・歴史資源の充分な学習の上に、かたち造られたデザインを求めます。地域の人々が永年つちかってきた風景をもとに、新たに50年後、100年後に残る“今の時代”を代表する景観を創造しようとする意欲を評価したいと思います。 | ||
佐々木 葉
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所属
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早稲田大学 教授 | |
専門
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景観論・デザイン論 | ||
著書
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「景観と意匠の歴史的展開−土木構造物・都市・ランドスケープ」(共著),「景観用語事典」(共著) | ||
作品
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郡上八幡新橋,東海北陸自動車道白川橋・大牧トンネル,1号町屋橋改修ほか | ||
審査の
ポイント |
最近改めて公共デザインには様々なフェーズがあり、それぞれの役割があると感じている。アートにしかできないこと、建築こそがなすべきこと、植物や土に委ねること、等等。そのなかで土木のデザインのミッションとは、という問いが、たとえ意識下であっても関係者のなかでどの程度追求されているか。その気配が作品に表れているかが気になります。 | ||
島谷 幸宏
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所属
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九州大学工学研究院 教授 | |
専門
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河川工学・河川環境 | ||
著書
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「水辺空間の魅力と創造」(共著),「河川風景デザイン」,「河川環境の保全と復元」 | ||
作品
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アザメの瀬(佐賀県唐津市)ほか | ||
審査の
ポイント |
水辺の風景は自然を基調とし、地域の文化や歴史が織り込まれ、地域に根付くものが望ましい。1)自然の水辺の形態との矛盾、2)歴史性、文化性の考慮、3)合意形成のプロセス、4)地域からの支持、5)経年的に維持される景観、6)美しさなどが選考ポイントであるが、すべての観点が含まれる必要はない。 | ||
樋口 明彦
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所属
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九州大学大学院 助教授 | |
専門
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景観デザイン・アーバンデザイン | ||
著書
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「川づくりをまちづくりに」,「都市のデザインマネジメント」ほか | ||
作品
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西中島橋,対馬市厳原大町通り ほか | ||
審査の
ポイント |
米国から九州に移り住んで五年,日本は美しい国だと思う。この美しい国を営々と築き守ってきた先人の汗と知恵に敬意をはらい,てらわずこつこつと心を込めてつくりこんだ作品,次の世代,その次の世代へと残されていく普遍の力を秘めた作品,そんな作品に出逢いたい。 | ||
三浦 健也
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所属
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(株)長大 構造事業部長 | |
専門
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構造デザイン・構造設計 | ||
著書
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「ブリュッケン」F・レオンハルトの橋梁美学(共訳) | ||
作品
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東海北陸自動車道白川橋,日本-エジプト友好橋(エジプト共和国),第二東名高速道路富士川橋 ほか | ||
審査の
ポイント |
外観の美しさは他の選考委員の方にお任せして、構造エンジニアの苦労・努力など一切感じさせないような、構造そのものが素直で自然な作品、純度が高く洗練された作品を評価したいと考えています。また、「こんなもんで、どうだい!」と言った名人芸に出会えたらと期待もしています。 | ||
宮沢 功
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所属
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(株)GK設計 取締役社長 | |
専門
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インダストリアルデザイン・景観デザイン | ||
著書
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「街のサイン計画」 | ||
作品
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筑波研究学園都市・都市ゲート,沼津駅北口広場 | ||
審査の
ポイント |
土木構造物の計画、構想、設計は、最終的な景観デザインの質を大きく左右します。そして土木構造物を含めた、様々な景観構成要素の美しい造形の結集が、質の高い景観を成立させます。景観形成に必要な法制、計画手法、進め方、関係機関・組織との調整等の結果を美しい造形として結実させ、新しい社会的価値を提示し、周辺との絶妙な調和によって感動を生む作品を選びたいと思います。 |
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