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令和7年3月14日(金)18:00~20:00

株式会社奥村組 ICT統括センターイノベーション部 BIM推進室長 脇田 明幸氏と、大成建設株式会社 大成建設技術センター 都市基盤技術研究部 防災研究室 火災安全チーム 田中 俊成氏を講師にお迎えし、各社におけるメタバース関連の具体的な取組み事例についてご紹介いただきます。

「建設業とメタバース(仮)」

(株式会社奥村組 ICT統括センターイノベーション部 BIM推進室長 脇田 明幸 氏)

奥村組は、『奥村組のDX』の一環として、2030年に向けた新たな生産プロセスの創造に積極的に取り組んでいます。この取り組みの中で重要な要素技術として、デジタルツイン、XR活用、そしてメタバースに注目しています。特にメタバースは、BIMの活用が浸透する中で、3次元の合意形成を支えるための新しいツールとして大きな可能性を秘めています。建築業界は、他の業種と異なり単品生産が基本であるため、構築対象物を事前に正確に捉えることが非常に重要です。形状や納まりが複雑になるにつれ、合意形成が難しくなります。このような状況下では、関係者全員が同じフィールドに立ち、効果的に議論を行うことが求められます。メタバースを活用することで、これらの課題を解決し、円滑な合意形成を図る方法について、具体的なアプローチや直面する課題をお伝えいたします。

「災害体験メタバースシステムT-Meta JINRYU®の開発」

~メタバースを用いた火災時の避難行動判断に関する実験的研究~

(大成建設株式会社 大成建設技術センター 都市基盤技術研究部 防災研究室火災安全チーム 田中俊成 氏)

VR(Virtual Reality)技術は、火災性状や群集避難の状況を3次元の仮想空間に再現することが可能であるため、火災時の避難行動特性を把握する実験に利用されてきています。従来のVRを利用した実験は、基本的にユーザーが1人で体験するものですが、火災時の避難行動は周囲の人の影響を受けるため、複数人で体験できることが望ましいと考えられます。そこで本研究では、複数人が同時に災害避難状況を体験できるメタバースシステム「T-Meta JINRYU」を開発いたしました。本発表では、システムの概要およびそれを用いた避難行動実験の結果について紹介いたします。

1.主催 土木学会関東支部(交流部会)
2.開催日時 令和7年3月14日(金)18:00~20:00
3.会場 TIME SHARING四谷 9A
〒160-0004 東京都新宿区四谷3丁目9 第一光明堂ビル 9F
4.講師 ①奥村組 ICT統括センターイノベーション部 BIM推進室長 脇田 明幸 氏
②大成建設 大成建設技術センター 都市基盤技術研究部 防災研究室火災安全チーム 田中 俊成 氏
5.テーマ ①「建設業とメタバース(仮)」
②「災害体験メタバースシステムT-Meta JINRYU®の開発」
~メタバースを用いた火災時の避難行動判断に関する実験的研究~
6.定員 30名(先着順で定員になり次第締め切らせていただきます。)
7.参加費 1000円
8.申込方法 参加ご希望の方は、氏名、年齢、勤務先または学校名・連絡先(住所・電話番号)をご記入の上、
E-mail:でお申込みください。
9.問い合わせ先
  • 土木学会関東支部交流部会
  • 〒160-0017 新宿区左門町6-17  SEN四谷ビル.5階
  • TEL:03-3358-6620 / FAX:03-3358-6623 / E-mail:

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