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土木系学生によるコンクリートカヌー大会 注意事項 (2006.06.01改訂)

1.船について

  • ・カヌーの製作は、「コンクリートカヌー製作規程」に従って下さい。
  • ・レース当日、審査員が「コンクリートカヌー製作規程」を満足しているかどうかを確認するため、各艇の審査を行います。審査中は、各艇の担当者は立ち会ってください。
  • ・審査により規程に違反したチームは減点となりますが、規程を著しく逸脱したり、レースに参加するのが危険であると判断された場合、失格とする場合があります。
  • ・レース中にチームや船の紹介のアナウンスを行いますので、チーム紹介文を競技前までに提出してください。

2.レースの組合せ

  • ・大会参加校数に応じてレースの種類、数、勝ち上がりの基準を決定します。基本的には、予選、敗者復活戦、準決勝、決勝を行う予定です。予選の組合せは、レース当日にくじ引きにより行ない、それ以降の組合せは、各イベント終了時に発表する予定です。
  • ・レース中、各艇がどのチームに属するかの判断は、レース前に配布するヘルメットの色で行ないます。レース中は脱がないようにして下さい。また、ゴールに着いたら、本部の係りの者に返却してください。
  • ・組合せが決まったら、自分が参加するレースの順番、ヘルメットの色を確認して下さい。

3.スタートについて

  • ・スタート位置は管理橋のラインです。スタート位置に付くようにアナウンスがあったら、すみやかにスタート位置に向かい、管理橋より垂れ下がったロープ(先端にバトン付き)を持った状態でスタートの合図を待って下さい。どのロープを持つかは特に指定しませんので、順番にどこかのロープを持って下さい。
  • ・クルーは2人とし、1人での参加はできません。
  • ・スタート位置に付けず、レースに参加できない場合は失格とします。失格の艇は、次のレースに進めません。例えば、予選で失格になった艇は敗者復活戦には参加できません。
  • ・レースに参加する意志があっても、スタート位置に付くのが困難であると判断した場合、失格とする場合があります。
  • ・スタートマンが『ヨーイ・ゴー』のかけ声とともに白旗を振り下ろすので、それを合図にスタートして下さい。漕ぐ距離は約300mです。
  • ・コースは特に設定していませんので、他のチームの走行を妨害しないように漕いで下さい。故意に妨害した場合は失格とします。
  • ・レース中、これ以上の走行が危険と判断した場合、競技の中止を命令することがあります。この場合、ただちに競技を止め、指示に従って下さい。

4.ゴールについて

  • ・ゴールラインは、スタート地点から約300m離れたところに打たれた2つのブイを結んだ線上とします。2つのブイの内側に限らず、外側もゴールラインとします。
  • ・カヌー本体の一部がゴールライン上を通過したときをゴールとみなします。漕ぎ手と審判の視点が異なるため、勝手にゴールしたと判断せず、確実にゴールを通過しきるまで漕いでください。
  • ・スタートはしたがゴールできなかった場合は、記録無しですが、レースに参加したものとみなします。この場合、次のレースに進むことができます。なお、順位はスタート地点からレース終了点までの距離に応じて付けるものとします。
  • ・ゴールできない場合とは、レースが長時間に及び大会運営者がレースを打ち切った場合、浸水や転覆によりレースができなくなった場合、クルーが1人になった場合、クルーがレースを放棄した場合等が考えられます。レース終了点は大会運営者の判断により決定します。

5.賞品について

  • ・賞品は総合点の1,2,3位、および高等学校の部の優勝チームに用意してあります。ただし、高等学校のチームが総合で表彰された場合には、高等学校の部は次点チームを表彰します。
  • ・当日持参のA2パネルと実際のカヌーを見て、技術賞を高等学校と大学の各1チームに贈ります。
  • ・実際のカヌー及びチームを見て、特別賞を全体から1チームに贈ります。

6.ライフジャケットの徹底

・乗艇時にはライフジャケットの着用を義務づけますので、必ず着用のうえ乗艇して下さい。これに違反したチームは、失格となりますのでご注意下さい。

7.練習

・練習はスケジュールに示した時間、自チームが参加するレースのスタート前10分間に限定します。大会当日早く来ても、勝手に練習はできません。指定時間外に練習した場合は、失格となりますのでご注意下さい。安全確保のため厳守して下さい。

8.救助

・救助用としてモーターボートをレース期間中、常に待機させます。

9.沈没艇対策

  • ・カヌーは、なるべくクルーが乗船しない状態で内部に水で満たした場合でも沈まないことを目指して下さい。カヌーの内部等には十分な体積の浮力体を入れるよう、製作規程を遵守して下さい。なお、浮力体は浸水時にばらばらにならないように固定してください。
  • ・極力事前に進水テストを行って、競技に耐えうる強度を有していることを確認してください。
  • ・また、万一沈没した場合に備え、引き上げ用の金具と目印となるウキロープの取り付けについても製作規程を遵守してください。これらに不備がある場合、失格とする場合もあります。沈没したカヌーからウキロープが外れると、捜索に非常に時間がかかり、引き上げ終了時刻が遅くなります。ウキロープ取付用金具と引揚用金具を兼用せず、特にウキロープが外れる事のないように強固に取り付けてください。
  • ・パドルについても長時間使用しても沈まない対策をとってください。
  • ・万が一沈没した場合は、引き上げ作業が必要です。参加チームは、引き上げが完了するまで残っていてください。

10.水質汚濁防止

・彩湖は上水使用を目的とした貯水池でもあるので、油等の汚濁物を流さない様、十分注意して下さい。

11.カヌーの搬出・搬入

  • ・ 土木学会関東支部内の学校を対象に、下記に従い土木学会関東支部でカヌーの搬出・搬入を手配します。
    1. ① 対象は、希望する学校のみとします。
    2. ②運送会社にはカヌーの取り扱いについて十分注意喚起しますが、搬出・搬入中の破損等のトラブルについては、土木学会関東支部は責任を負いかねます。
    3. ③彩湖への同一ルートにある学校のカヌーは、同じ日に運送します。従って、大会開催の一週間前にはいつ取りに行っても大丈夫なように準備しておいて下さい。
    4. ④運送会社は例年通り、小松運輸倉庫(株)を予定しています。搬送の日程打ち合わせは直接小松運輸倉庫(株)の担当者が連絡します。
    5. ⑤カヌーは、一旦運送業社の倉庫に集積し、彩湖への搬入は8月25日(金)の13:00以降に行います。
    6. ⑥大会終了後にカヌーは必ず返送します。運送会社に廃棄の依頼はできません。返送日をいつにするかについては、事前に運送会社と決めておいてください。
    7. ⑦搬出可能なカヌーは大会途中でも順次トラックに積み込みますので、大会事務局、運送業者の指示に従って協力下さい。
  • ・土木学会関東支部に運送を依頼しない学校、土木学会関東支部以外の地域の学校については、自己負担で運送会社の手配を行ってください。この場合、8月25日(金)の13:30以降、16:00頃までに彩湖へカヌーを直接搬入して下さい。運送会社名、配送時間を事前に土木学会関東支部事務局にお知らせ下さい。
  • 返送についても、大会終了後の後片付けの時間が終了する(例年だと、15:30頃)までに返送できるよう、事前に運送業者を待たせておく等の手配して下さい。

12.彩湖へのアクセス

  • ・ 彩湖への車でのアクセスおよび入口は別紙案内図を参照して下さい。
  • ・電車を利用される場合はJR埼京線・武蔵野線の武蔵浦和駅で下車し、タクシー利用で「道満グリーンパーク」または「道満グリーンパーク経由」の路線バスで「道満グリーンパーク入口」下車。タクシーで約15分です。
車両 駐車時間 利用料金(平成21年1月現在)
土・日・祝日 (振替休日を含む) 月~金曜日 (祝日・振替休日を除く)
普通車 2時間以下 200円 100円
2時間を超え3時間以下 300円 150円
3時間を超え4時間以下 400円 200円
4時間を超え5時間以下 500円 250円
5時間を超え6時間以下 700円 350円
6時間を超え7時間以下 900円 450円
7時間を超える場合 1100円 550円
大型車 1回につき 2000円 1000円

・道満グリーンパークの開園時間は7:30~18:30までです。その時間帯以外はゲートがあり、施錠されます。

13.駐車場

  • ・ 彩湖の外周道路上(大会会場横)には絶対に駐車しないようにして下さい。
  • ・ 車は道満グリーンパークの駐車場に整列して止める様にして下さい。駐車場は有料ですのでご注意下さい。

14.雨天等による大会の中止の連絡

  • ・雨天等により大会を中止せざるを得ない場合は、参加チームの代表者宛に前日夕方または当日の早朝に事務局より連絡します。
  • ・大会が中止になった場合は延期や順延は行いません。

15.その他

不明な点がある場合は下記に問い合わせて下さい。

(社)土木学会関東支部  事務局 鈴木 
TEL 03-3358-6620、FAX 03-3358-6623