2012年8月25日(土)に第18回土木系学生によるコンクリートカヌー大会が荒川調整池(彩湖)で開催されました。
大会レース結果
- 総合優勝
- :宇都宮大学 (ORCA)
- 総合準優勝
- :祐誠高等学校 (C-Hawks XII)
- 総合3位
- :大曲工業高等学校 (Majestic RK-III)
- 高校の部優勝
- :石巻工業高等学校 (Ishikou 7号)
- 技術賞
- :宇都宮大学 (ALTAIR)
- :石巻工業高等学校 (Ishikou 7号)
特別賞
- 日刊建設工業新聞社賞:寒河江工業高等学校 (Lightning)
- 日刊建設通信新聞社賞[デザイン賞]:京葉工業高等学校 (Water Melon)
- セメント新聞社賞:新発田南高等学校 (南高号III)
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本年度も、コンクリートを用いたカヌーの製作とレースを通じて、ものづくりの楽しさを土木の将来を担う学生たちに実感してもらうことを目的として、カヌー大会を開催いたしました。
18回目となる本大会は、国交省関東地方整備局・日刊建設工業新聞社・日刊建設通信新聞社・セメント新聞社の協賛ならびに戸田市の後援をいただいき、常連から新顔まで過去最多となる37校47チーム(大学・高専15、高校32)が参加、真夏の彩湖の水面で熱戦が繰り広げられました。
予選・敗者復活戦・準決勝そして決勝の全16レースでは、各チームともカヌー製作の集大成となるに相応しいレースを展開し、どれもすばらしいレースとなりました。決勝では、連戦の疲れもある中で、距離が500mに伸びるとともに折り返しも入り、気力・体力さらには漕艇技術が求められるハイレベルなレースとなりました。
激戦を制し、総合優勝を勝ち取ったのは宇都宮大学、史上初の四連覇となりました。カヌーの設計・製作技術の充実に加え、練習を重ねた末の漕艇がすばらしい記録につながったと思われます。
他チームも、宇都宮大学の四連覇は阻止できなかったものの、決勝タイムは30秒以内に5チームがひしめきあうなど、強豪校を中心に年々レベルアップが図られており、来年度も激戦が予想されます。
炎天下ではありましたが、熱中症や事故もなく、盛況の中で大会を終えることが出来ました。皆様のご協力に感謝いたします。