横浜市立中学校新聞教育研究会、関東地方整備局港湾空港部、土木学会関東支部広報部会の三者共催にて毎年実施している“中学生記者取材講習会”を本年も実施いたしましたので報告いたします。
本講習会は、横浜市内の中学校に対しておこなった募集に応募してきた中学生記者を対象として年1回実施している企画で、本年で17回目を数えます。
今年は7月23日(水)に5校(30名)の参加を得て取材会が実施され、横浜港、川崎港、羽田空港D滑走路工事などをまわり、土木工事・建設現場等の「自らの生活との関わり」「土木技術」を取材してきました。
また、講習会では現場の取材だけでなくそれら取材の成果を新聞として紙面化することを中学生記者に課しており、今回も現場取材で実感した体験や、追加取材による新たな情報等を誠実かつ個性的な表現で紙面に整理し、各校より創意工夫に富んだ紙面が発行されました。
なお、各紙面は、同時開催の「第21回横浜市総合文化祭学校新聞部門」「第19回横浜市中学校新聞コンクール」と並び11月13日~11月26日の間、横浜情報文化センターのロビーホールで掲示され、多くの方に一般公開されました。
さらに各紙面は現場取材に関係した方により、最優秀作品として“横浜市立すすき野中学校「清霄(せいしょう)」”が、優秀作品として“横浜市立岡野中学校「なすビ」”が選出されました。
そして、11月26日(水)「横浜情報文化センター」において表彰式が執り行われ、今回の中学生記者取材講習会も盛況の内に閉会となりました。