- 1.名 称:
-
しきしまじょうすいじょうはいすいとう |
敷島浄水場配水塔 |
- 2.完成年:
- 1929(昭和4)年
- 3.形式等:
-
- 鋼製配水塔
- 高さ 37.4m、容量 892 m3)
- 4.設計者:
- 金井 彦三郎(工学博士)
- 5.推薦理由:
-
- 群馬県前橋市の敷島浄水場は、平成23年度に選奨土木遺産に認定された高崎市の剣崎浄水場に次いで1929(昭和4)年に県下2番目の浄水場として建設されている。敷島浄水場の特徴は、利根川に近接する県営敷島公園内の地下を流れる伏流水を管路で集水し、鋼製の配水塔に汲み上げて前橋市民に供給する方式にある。美しい松林とツツジの中に聳えたつ鋼製配水塔(水道タンク)は、高さが37.4m、容量が892 m3もある大規模な施設で、建設されてから80有余年が経過したが現在でも前橋市民に生活水を供給し続けている。この配水塔は県都前橋の憩いの場でもある敷島公園のシンボルとして広く県民に親しまれているとともに、前橋の水道の歴史を語る土木遺産でもあることから、平成26年度土木学会選奨土木遺産に推薦する。なお、当該施設は近代水道百選(昭和60年)、また平成8年には旧敷島浄水場事務所とともに文化庁の登録文化財として登録されている。
- 6.所在地:
- 群馬県前橋市敷島町
- 7.管理者:
- 群馬県前橋市水道局
- 8.特記事項:
-
- 平成8年 国登録有形文化財(建造物)
- 9.連絡先:
-
- 群馬県前橋市水道局
- 電話:027-231-3075
- FAX :027-234-9525
|