千貫樋の樋表(荒川側)を望む。向かって左側の樋管が常時の水路で、右側はくぐり抜け可能の遊歩道である。樋管に増工した公園施設は、水路護岸・左翼壁(向かって右)袖壁・遊歩道土留である。
樋裏を望む。向かって右側の樋管は、常時の水路である。
樋表から常時水路の管内を望む。
樋裏から遊歩道の管内を望む。
観音開き型構造(マイターゲート)で、木製門扉が取払われているが、ヒンジ部分の金具が残る。躯体のヒンジ部分、戸当りおよび水切りは、石材(堅石)が用いられている。
面壁に銘板石が埋め込まれている。「樋」「貫」「樋」並んで縦書きの「完成年月石」は表面が剥がされている。
「千貫樋水郷公園」さいたま市が鴨川の旧流路を整備して小公園にした。シンボルは千貫樋である。(遠方に千貫樋が見える)
公園の門の側に2013年受賞の「手づくり郷土賞」の銘板がある。