近年のコンピュータのハードおよびソフトウェアの飛躍的な進歩により,数値シミュレーションにより力学現象を解明しようとする「計算力学」が理論力学・実験力学と並んで強力な手法として注目されている.本小委員会は,計算力学における考え方・手法をキーワードとして基礎研究および調査を行うとともに,個々の問題の特殊性に配慮した計算機支援土木工学の概念を持ち込むことで,土木工学における計算力学の新しい展開を目指すものです.
また,近年のコンピュータのハードおよびソフトウェアの飛躍的な進歩により,数値シミュレーションにより力学現象を解明しようとする「計算力学」が理論力学・実験力学と並んで強力な手法として注目されています.
本小委員会では,計算力学における考え方・手法をキーワードとして基礎研究および調査を行うとともに,個々の問題の特殊性に配慮した計算機支援土木工学の概念を持ち込むことで,土木工学における計算力学の新しい展開を目指すものです.
第4期の委員会活動においては,主に計算力学分野の最新のトピックに関する講演に加えて,「マルチスケール解析手法」,「マルチフジックス解析手法」,「不連続性体の解析手法」,「境界要素法の高速化」,「自由・移動境界問題」,「メッシュフリー解析手法と一般化有限要素法」,「並列計算とハイパフォーマンスコンピューティング」,「都市のモデリング」という分科会を設けて科学研究費補助金による企画調査や情報交換を行ってきた.また,様々な分野の構成委員からなる本小委員会の特徴を生かして,各トピックごとの講習会やフォーラムを適宜開催してきた.これは,各委員が各々の専門分野の手法にとらわれることなく,種々の計算手法とその考え方に対する理解を深め,研究対象を広める機会を提供する事を意図している.第5期目の活動もこれまでの活動に準じた企画を設けるとともに,関連の書籍出版なども行う予定にしています.