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土木学会誌

委員会委員などの募集

16.地下空間研究委員会 小委員会委員募集(計画小委員会/防災小委員会/心理小委員会/維持管理小委員会)

応募締切日:2014年5月16日(金)

地下空間研究委員会では、委員会を構成する4小委員会委員を,6月からの新体制スタートを期に新たに募集します.積極的に活動頂ける方々の参加を歓迎します.

1. 委員会名称

(1) 計画小委員会
(2) 防災小委員会
(3) 心理小委員会
(4) 維持管理小委員会

2. 委員長/副委員長/幹事長

委員長:戸田圭一(京都大学),副委員長:京谷 孝史(東北大学),幹事長:酒井 喜市郎(鉄建建設) 

3.公募する委員の数

各小委員会とも20名程度を考えています.土木を専門とする技術者のみならず,「6.活動の目的」で示す幅広い分野にわたり地下空間に関わる研究,実務などに携わる技術者を歓迎します.応募者数によってはご希望に添えない場合もございますので,予めご承知おき下さい.

4.活動期間

2014年6月1日から3年間を予定しています.

5.活動方法

小委員会毎に、2~3ヶ月に1回程度委員会を開催する予定です.

6.活動の内容

地下空間研究委員会は平成6年度に土木学会に常設されて以来,地下空間利用における人間中心の視点に立ち,“地下空間学”の創造をめざす研究活動を行ってきました.その活動領域は,土木工学のみならず,都市計画,建築,法律,医学,心理学,福祉さらには芸術の分野にまで及び,それぞれの分野の技術者が協力しながら安全・安心・快適な地下空間づくりを目指すとともに,地下空間の有用性を説くべく活動を進めています.これらの研究のため,本委員会には「計画小委員会」「防災小委員会」「心理小委員会」「維持管理小委員会」の4つの小委員会を設置し,これまで以下に示す内容を中心に研究活動を進めて参りました.
(1) 計画小委員会
大規模災害への対応など含めて,地下空間と地上空間の立体的な利用を想定した計画システム・事業システム・有用性評価に関する調査研究を実施
・大規模災害を想定した大都市地下空間利用のあり方の研究
・地下空間を含めた計画システムのあり方の研究
・地下空間の多様な利用事例に基づく有用性評価方法の研究
(2) 防災小委員会
「災害に強い街づくりにおける地下空間の防災のあり方」をテーマに
・地下空間の実態調査
・地下火災に関する調査・研究
・地下浸水に関する調査・研究
・地下空間防災教育・啓発
(3) 心理小委員会
公共的地下空間の知覚環境に関する研究をテーマに
・QOLによる地下空間の評価
・地下空間における非常時の行動と交通弱者の行動 
・蓄光素材を中心とし、節電にも配慮した避難誘導システムの開発とその評価方法
・土木・心理・建築からみた地下空間-仮称「わかりやすい地下空間と人間」の考えと展開
(4) 維持管理小委員会
アセットマネジメントの観点に立った地下構造物の維持管理システムに関する調査研究をテーマに
・現状のアセットマネジメント適用に関するヒアリング(自治体を対象)
・アセットマネジメント実設計に関するケーススタディ(シールド,山岳トンネル)の実施
・地下空間ライブラリーの編集・地下空間利用の計画・事業システムに関する研究
・地下空間利用の有用性評価に関する研究
・地下空間利用の法制度等に関する研究

また委員会全体のテーマとして,地下空間における環境問題への対応,防災・減災に向けての地下空間の活用,地下空間技術に関わる我が国が果たすべき国際社会への貢献,地下空間の普及等のテーマについても研究を進める事としています.各小委員会ではこれらの基本方針に基づき,従前の活動内容をさらに深度化すると共に新たなテーマを付加しつつ,4小委員会が協力し,様々な分野と協働しながら研究活動を行って参ります.
なお研究テーマの特殊性から,対象者は地下に関わる方であれば土木技術者に限らず,幅広い分野の方の参加をお待ちします.

7.応募方法

 参加を希望される方は,氏名,所属,連絡先住所,連絡先(電話、FAX、E-mailアドレス),参加希望の小委員会名の他,地下空間に関わるこれまでの実績,本小委員会に参加を希望される理由や期待することを明記の上,E-mailで下記の宛先までお申し込み下さい.なお,複数の小委員会への参加についても歓迎致します.
申し込み宛先
地下空間研究委員会 総括幹事 清木 隆文
E-mail tseiki@cc.utsunomiya-u.ac.jp
メール件名を「地下空間研究委員会参加申し込み」と必ず記載の上申し込み下さい

8.公募の締切

2014年5月16日(金)
© Japan Society of Civil Engineers 土木学会誌編集委員会