土木学会賞受賞 事業・技術
土木学会表彰制度は、大正9年に土木賞が設立され、昭和24年に学会賞、奨励賞の二本立てとなりました。
その後、吉田賞(昭和 36年)、功績賞および技術賞(昭和40年)、田中賞(昭和41年)が創設され、功績賞、技術賞、論文賞、論文奨励賞、吉田賞、田中賞の 6区分となりました。
さらに、昭和58年に技術開発賞と著作賞(平成3年に出版文化賞と改称)が、平成5年に国際貢献賞、技術功労賞が創設され、学会賞は現在の10区分となりました。
平成21年度より研究業績賞が創設されました。
表彰委員会では、このような歴史のある土木学会賞のうち、事業関連の各賞について、受賞事業・技術を多くの方々にご紹介させていただく目的で、ここに「土木学会賞受賞事業・技術」紹介冊子を作成致しました。優れた事業・技術の奨励、普及につながることを祈念するものであります。
※このサイトは2018年まで発行されていた紹介冊子の内容を掲載しています。
技術賞 Outstanding Civil Engineering Achievement Award
Iグループ
具体的なプロジェクトに関連して、土木技術の発展に顕著な貢献をなし、社会の発展に寄与したと認められる計画、設計、施工または維持管理等の画期的な個別技術。(いわゆる「ハード技術」のみならず、情報、マネジメント、ビジネスモデル、制度の導入等の「ソフト技術」についても対象とする))
IIグループ
土木技術の発展に顕著な貢献をなし、社会の発展に寄与したと認められる画期的なプロジェクト
環境賞 Environmental Award
Iグループ
環境の保全・創造に資する新技術開発や概念形成・理論構築等に貢献した先進的な土木工学的研究
IIグループ
土木技術・システムを開発・運用し、環境の保全・創造に貢献した画期的なプロジェクト
田中賞 作品部門 Tanaka Award; Excellence in Bridge Design and Construciton
橋梁およびそれに類する構造物の新設ならびに改築(既設構造物の全てあるいは一部を活かした改修等による構造物の機能向上、機能維持)で、計画、設計、製作・施工、維持管理の配慮などの面において特色を有する作品を対象とする。なお、構造物に適用された特殊な技術、革新的な技術も作品とみなす。また、規模の大小は問わない。
技術開発賞 Innovative Technique Award
計画、設計、施工、または維持管理等において、創意工夫に富むと認められる技術(情報技術、マネージメント技術を含む)を開発、実用化し、土木技術の発展を通じて、社会に貢献したと認められる者に授与する。