張碓橋は、昭和初期の札樽国道開削の歴史を伝える唯一の土木遺産で、札樽国道(小樽-銭函間)の張碓渓谷(張碓川)に建設されました。 橋梁型式は架橋位置が風光明媚な景勝地である点を考慮し、周辺環境と橋梁景観の調和に配慮し、上路型式の鋼製プラット型・バランスドアーチ橋を採用しています。 橋長が72mで中央径間長の48mは、当時の橋梁規模としては北海道三代名橋の「旭橋」に次ぐ大型鋼製橋梁です。現在、張碓橋は小樽市の八区八景に選定され、「張碓川とアーチ橋」として広く一般市民に親しまれています。
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