投稿要領
※同論文集建築部門への投稿を希望する場合は,建築雑誌(日本建築学会)会告をご参照ください.1.対 象
外力,材料,強度,解析,調査,設計,施工,維持管理など構造物に関わるあらゆるテクノロジーを対象にし,構造工学の発展に寄与する研究成果,技術成果,総説・展望論文および工学的に価値の高い事例報告(部門および各部門の主旨はこちらをご参照ください).
2. 原稿
1) 上記対象に合致する原稿.
2) 日本語または英語で書かれた原稿.
3) 他学協会誌等へ二重に投稿していない原稿.
4) 査読判定基準は一般の定期刊行論文集の査読基準に準じます(追記参照).
5) 初回投稿原稿の頁数は8ページを標準とし,最大14ページとします.
6) 原稿のPDFファイルを作成し,左フレームの原稿投稿専用ページから投稿して下さい.
7) 登載が認められた場合,登載料を負担していただきます.登載料は頁数にかかわらず 55,000円(税込)と致します.
上記1)〜5)を満たさない原稿は査読を経ずに返却されることがあります.
3.原稿区分
1) 論文:理論的または実証的な研究成果,技術成果,あるいはそれらを統合した知見を有するもの.
2) 報告:調査・計画・設計・施工・現場計測や解析・実験などの工学的に価値の高い内容を含むもの.
3) 総説:構造工学の発展に寄与する総説・展望を含むもの.
4) 委員会報告:土木学会の調査研究部門にある委員会内に設置された研究小委員会の活動成果を含むもの.
4.論文集の刊行とシンポジウムの開催
構造工学論文集Vol.71Aは第71回構造工学シンポジウムの開催前までにJ-STAGEにおいて無料公開されます.シンポジウムの開催方法や日時は,決定し次第 本Web サイトで周知いたします.登載された論文・報告・総説・委員会報告はシンポジウムにて必ず発表していただきます.なお,プログラム編成の都合により,同一講演者が複数発表を予定されている場合でも連名者の方に発表をしていただくことがあります.シンポジウムのプログラムは,確定後,本Web サイトに掲載の予定です.
5.査 読
1) 3名の査読員によるフルペーパー査読となっています(査読要領).
2) 原則として査読は,希望査読部門において行われます.
6.投稿の方法および締切
1) 電子投稿
左のフレームの投稿専用ページに進んでいただき,手順に沿って投稿の手続きをして下さい.なお,投稿には連絡者の電子メールアドレスが必要です.
投稿時に審査希望部門を第2希望まで選択して下さい.ただし,査読部門は編集小委員会の判断により変更される場合がありますことをご了承下さい.なお,投稿に関するお問い合わせは事務局へお願いします.
2) 電子投稿開始日
令和6年8月2日(金)
3) 電子投稿締切期日
令和6年9月2日(月)17:00
上記の時刻までにログインだけでなく,投稿も完了した原稿だけを査読対象とします.ただちに査読・編集作業に入りますので遅延は認められません.
7.著作権について
著作権については,土木学会に帰属しますので,掲載が決定した場合には,土木学会に譲渡して頂きます.この同意確認を査読用原稿投稿時にさせて頂きます.著作権に関する詳細については,「土木学会著作権に関する規則(平成26年9月26日施行)」を参照して下さい.
8.査読結果の通知および修正原稿・最終原稿PDFファイルの提出
令和6年12月上旬に査読結果を通知します.登載否と判断された場合を除き,電子メールにより修正依頼が送られますので,投稿者は査読意見を参考に原稿を吟味し,修正原稿を作成して下さい.修正原稿の体裁は執筆要領に従って下さい.修正原稿のPDFファイルを令和7年1月上旬(通知時に明記)までにWebにより投稿いただくとともに,修正報告を入力していただきます.また,著者の変更は原則として認められません.なお,修正が不十分な時は,登載否となることがあります.修正原稿に基づき登載可と審査された場合は,最終原稿のPDFファイルを令和7年2月上旬(通知時に明記)までにWebにより投稿いただきます.最終原稿の体裁が添付見本の体裁と著しく異なる場合にも登載否となることがありますのでご注意下さい.
9.正誤表について
最終原稿提出後に,正誤表を出したい著者は,構造工学論文集編集小委員会(E-mail: struct-eng{a}jsce.or.jp←{a}は@に置き換えて下さい)へご連絡下さい.正誤表は次年度の論文集としてJ-STAGEに掲載されます.なお,提出の締切は令和7年5月7日(火)とします.締切以降に提出された場合は次年度以降の編集小委員会において取り扱いを決定します.
追 記
掲載可否の判定基準は,査読つきの専門学術・技術誌(たとえば土木学会論文集)と同程度とする.例えば,次のような場合は否と判定されます.
1) 内容の質が上記のレベルに達していない場合.
2) 内容が理解困難であるほど表現が拙劣な場合.
3) 同じ原稿が同一著者によってすでに他誌に発表されている場合.たとえば,講演会,研究発表会,コロキウム,シンポジウム,国際会議等で,論文集編集のための独自の組織により,査読を経て登録された原稿は,土木学会または他学協会の主催にかかわらず,既発表扱いとする.ただし,既に発表した内容を含む原稿でも,次に掲げるいずれかの項目に該当する場合は投稿を受け付けます.
・新たな知見が加味され再構成された原稿.
・個々の内容については既に発表されているが,統合することにより価値のある原稿となっているもの.
・限られた読者にしか配布されない刊行物に発表された原稿.
投稿原稿が,既発表の内容を含む場合,あるいは関連した内容の場合には,該当部分に対応する既発表の内容,掲載刊行物が明確にわかるように原稿を執筆して下さい.また,個々の原稿がこれらに該当するか否かの判定は小委員会で行います.この判定を容易にし,また正確を期すため,これまでその部分を,どの程度,どの刊行物に発表しているかを送付票中にも正確に記述して下さい.
投稿原稿が,既発表の内容を含む場合,あるいは関連した内容の場合には,該当部分に対応する既発表の内容,掲載刊行物が明確にわかるように原稿を執筆して下さい.また,個々の原稿がこれらに該当するか否かの判定は小委員会で行います.この判定を容易にし,また正確を期すため,これまでその部分を,どの程度,どの刊行物に発表しているかを送付票中にも正確に記述して下さい.
4) 構造工学論文集で過去登載否となった原稿を同一内容で再投稿する場合.
5) 指摘事項が多く,修正期間中に修正が完了しないと判断される場合.
執筆要領
1.投稿原稿は通常のA4サイズで作成していただき,そのPDFファイルをWebより投稿していただきます.原稿の作成ならびにPDFファイルの作成は下記の2.〜8.に従って下さい.
2.左右のマージンは2cm,上方のマージンは2cm,下方のマージンは2.5cmとし,総幅52文字分を25文字×2(中間スペースは2文字分)の2段で作成し,1ページ50行を標準とします.本文中の文字サイズは10ポイントとします.
3.原稿第1ページには,@構造工学論文集Vol.71A(2025年3月)の見出し(1行目左側),A土木学会(1行目右側),B題目和文および英文(センタリング),C著者名和文および英文(センタリング),D著者所属・住所(センタリング),E連絡著者のE-mailアドレス(1ページ目,左下段),F英文要旨(10行もしくは120Words程度を超えない長さ),G3,4個のキーワード,を原稿見本の体裁に従い記載して下さい.
4.原稿のタイトルは簡潔で,その内容を十分に明らかに表現するものとして下さい.長い原稿を分割して,その1,その2・・・とする連載形式は認めません.なお,J-STAGEへの掲載の関係上,タイトルに「特殊文字,機種依存文字,ギリシャ文字,“〜”」等の文字は使用しないで下さい.また,英文タイトルには「全角文字」を使用しないで下さい.タイトルが2行に亘る場合は,1行目と2行目の行間が広くならないように設定してください.
5.原稿最終ページの本文の右段は参考文献で終わるものとし,その下に受付日と受理日を右詰めで入れて下さい.左右の段落の最終行(右段は受理日)はできるだけそろえて下さい(別紙,原稿見本を参照).補遺,記号表等を必要とする時は参考文献の前において下さい.
6.査読時の原稿には中央下にページを付して下さい(別紙,原稿見本を参照).なお,最終原稿にはページを付けないようにして下さい.
7.原稿は,その内容が読者に理解できるように,簡潔,明瞭かつ平易に記述して下さい.特に全体的に冗長とならず,できる限り少ないページで完結するよう推敲を重ねて下さい.
8.ここに特に定めたことおよび見本に指示のあることを除き,原稿中の本文および図表の作成レイアウトは土木学会論文集の原稿執筆要領に準じて下さい.査読は投稿されたPDFファイルに基づいて行われます.PDFファイルに欠損がありますと正しい査読ができませんので,著者の責任でPDFファイルには細心の注意を払って下さい.PDFファイルの作成には,土木学会論文集におけるPDFファイルの作成方法に従って下さい.カラーの図表を入れていただくことも可能です.ファイルサイズが10MB以下に収まっているか,フォントが全て埋め込まれているか,プリンタで印刷した際に文字化けや図表の画質に問題がないか,セキュリティーを設定していないか等,ご確認下さい.さらに,掲載が決定し,(査読意見に対して修正されて)提出された最終原稿のPDFファイルはそのままJ-STAGEに掲載されますので,最終原稿提出の際もPDFファイルの質にご注意願います.
※Microsoft Wordファイルで原稿を作成される場合は,必ず,以下からダウンロード願います.また,Microsoft Wordファイル以外で作成される場合も、完成原稿の体裁が以下のPDFファイルと同様になるように十分にご確認下さい.
※原稿作成前・作成中に,必ず,チェックシートをご確認下さい.
投稿原稿(論文,報告,総説,委員会報告)の見本(初回投稿時)・和文(wordファイル),(PDFファイル)
・英文(wordファイル),(PDFファイル)
チェックシート(初回投稿時)
・チェックシート(wordファイル),(PDFファイル)
チェックシートにより原稿の体裁を確認して下さい.なお,チェックシートは必ず提出していただきます.
構造工学論文集Vol.69Aより,投稿原稿に対する査読意見を反映する「修正原稿」と,修正原稿に基づき掲載可と判定された場合に作成する「最終原稿」を2段階で提出いただくことになりました.
投稿部門
部門主旨(PDF)はこちらからもダウンロードできます.構造工学論文集(土木部門)
部門および各部門の主旨(2024年度)
1 構造安定・耐荷力・構造一般 部門 主査 北根安雄(京都大学)
構造安定や耐荷力,構造一般に関わる論文を対象とする.以下のトピックスも含め,新たな構造や構造部材・継手部などの力学的挙動に関する論文を歓迎したい.
- 構造物・部材(地中・基礎構造含む)の安定と座屈・耐荷力およびそれらの照査法
- 構造安定・耐荷力にかかわる構造物・構造部材の補修・補強
- 外力や荷重伝達機構のモデル化,それらの構造解析への適用・応用
- 構造物・構造部材・継手部の応力や変位の解析・実験・シミュレーション
- 構造システムと部材相関
2 設計工学・計算力学 部門 主査 堤成一郎(大阪大学)
各種構造物の設計や計算手法に関する研究に加え,社会において構造工学の意義を高めるための各種検討についても歓迎したい.
- 設計法:性能設計,最適設計,信頼性評価・統計科学や人工知能の活用
- 設計概念:環境・意匠・景観の考慮,システム信頼性,レジリエンス,危機耐性
- 計算力学・応用力学:新たな手法の開発,構造工学の諸問題への応用
- 材料力学:新素材,構成則,粒状体,粘性体
- 構造工学の展開:リスク評価,維持管理戦略,マネジメント等の分野横断的検討
3 地震工学・構造物の耐震 部門 主査 梶田幸秀(九州大学)
各種構造物の耐震性能や地震時安全性の確保に資する研究や技術を扱う.工学的価値の高い,先端技術の応用事例や社会実装の展開に関する論文を特に歓迎する.
- 構造物の地震被害の分析
- 入力地震動・地盤振動・地震作用の評価と設計への活用例
- 新しい耐震設計法の提案
- 橋梁,基礎,地中構造物など各種構造物の地震時挙動や損傷の予測と評価
- 耐震性能や危機耐性を向上させる構造形式,構造詳細,デバイスの開発と検討
- 既存構造物の耐震補強・耐震改修
4 構造動力学・振動・風工学 部門 主査 小幡卓司(北海学園大学)
構造物とその周辺領域を含めた動的な事象やその要因である空気力,流体力,さらには風力エネルギーなど幅広い問題を扱う.
- 構造物やその周辺領域における動的応答(振動,音響),現地観測
- 振動制御等を対象とした実験,数値解析
- 振動モニタリング・センシング
- 構造物に作用する空気力や流体力および流体関連振動の評価・設計手法
- 風力発電,潮流発電,波力発電
5 鋼構造・橋 部門 主査 小林裕介(鉄道総合技術研究所)
鋼橋等(鋼床版を含む)の鋼構造の設計・施工および維持管理に資する研究や技術に関する論文を扱う.
- 鋼構造・橋やその構成部材・継手部の耐荷力・耐久性評価,設計・施工・非破壊検査
- 既設鋼構造および補修・補強された鋼構造の健全度評価
- 鋼構造の劣化・損傷に対する補修・補強方法および維持管理
- 鋼および金属系新材料を用いた新構造の提案
6 コンクリート構造・橋 部門 主査 三木朋広(神戸大学)
鉄筋コンクリートおよびプレストレストコンクリート構造の力学問題から長期にわたる耐久性に関わる問題まで広く扱う.
- 鉄筋コンクリート,プレストレストコンクリート構造(床版を含む)
- セメント系新材料あるいは新構造形式を適用した構造
- 既設および補修・補強・更新されたコンクリート構造物の構造性能評価
7 合成・複合/木構造・橋 部門 主査 藤山知加子(横浜国立大学)
異種材料を組み合わせた合成・複合構造,木構造およびFRP 構造の実験・解析,設計・施工・維持管理に関する研究を取り扱う.
- 鋼とコンクリートの合成部材(合成はり,合成床版,SRC,CFT 等)
- 鋼とコンクリートの複合構造物(合成桁,合成トラス,波形鋼板PC 橋,合成斜張橋,複合ラーメン橋等)
- 鋼とコンクリートを含む異種材料・異種部材間の接合部(ずれ止め,接着接合等)
- FRP 等の新素材を用いた構造物(FRP 橋等),およびFRP を補修・補強材料として利用した部材
- 木構造の集成部材,接合部,およびそれらで構成される構造物(木橋等)
8 衝撃・衝突・爆発 部門 主査 別府万寿博(防衛大学校)
落石・土石流等の自然災害や車両衝突・爆発等の人為的事故で衝撃作用が働く構造物の挙動に関する実験・解析や,それらを用いた性能設計・リスク評価など広範な衝撃問題に関わる研究を対象とする.
- 構造物の全体・局部応答解析,材料の動力学特性や緩衝材に関する衝撃解析
- 各種防護構造物の衝撃挙動や終局限界に関する模型実験・実物実験
- 構造物の耐衝撃性能の照査や衝撃作用に対するリスク評価
※研究小委員会の成果報告のための企画(委員会報告)部門の設置はございません.従いまして,構造工学論文集Vol.71Aでは「委員会報告」区分の原稿は受け付けません.
査読要領(査読前に必ずご一読下さい.)
構造工学論文集編集小委員会は,論文集および日本学術会議が主催するシンポジウムの水準を保つため,投稿原稿の厳正な審査を行い,論文・報告・総説・委員会報告としての掲載の可否を決定し,必要に応じて著者に原稿の修正を依頼する.そのため,編集小委員会は投稿原稿の査読を各専門分野の3名の権威者に依頼し,その査読基準に基づいて編集小委員会で掲載可否の判定を行う.
査読依頼の受諾に当たっての留意事項1. 複数の原稿の査読を依頼された場合には,3編程度(分科会委員の場合は5編程度)を上限の目安として,被依頼者自身で諾否の判断を行ってください.
2. 査読依頼のあった原稿の関係者である場合や利益相反の対象となる可能性がある場合には,査読を引き受けないようにしてください.
査読者の義務
査読者の役割は,学術出版の品質を維持するために原稿掲載の可否を公正に判断することにあり,「土木学会論文集に関する倫理基準」に準ずる以下の義務を果たさなければならない.
1. 査読依頼に対して,利益相反が生じる可能性がある場合,あるいは期限内に査読を完了することが不可能と見られる場合には,直ちに辞退しなければならない.
※利益相反が生じる可能性がある具体的な例は,以下の通りである.
・ 著者と同窓の人や,同一研究室に属していた人.
・ 著者の所属機関と同一機関に属する人.
・ 著者の指導教官や,著者の指導学生だった人.
・ 論文内容が共同研究などの成果であった場合,そのメンバーである人.
※ただし,上記に例示するような関係を満たす人であっても,適切な査読が遂行可能ならば,承諾いただきたい.
※利益相反が生じる可能性がある具体的な例は,以下の通りである.
・ 著者と同窓の人や,同一研究室に属していた人.
・ 著者の所属機関と同一機関に属する人.
・ 著者の指導教官や,著者の指導学生だった人.
・ 論文内容が共同研究などの成果であった場合,そのメンバーである人.
※ただし,上記に例示するような関係を満たす人であっても,適切な査読が遂行可能ならば,承諾いただきたい.
2. 査読は,著者の知的独立性を正当に尊重しつつ,原稿の品質とその真価に基づいて客観的かつ論理的に実施しなければならない.
3. 査読意見は,著者がその理由を理解できるよう,明確かつ論理的に記述する.査読者の主観的な意見や好みを主張したり,著者と見解を異にする点について修正を要求してはならない.
4. 査読者は,著者を個人的に批判してはならない.
5. 査読者は査読依頼の事実を他者に漏らしてはならない.論文は機密文書として取り扱い,他人に当該原稿を見せたり,意見を聞いたりすることは許されない.
6. 査読者が原稿に含まれる未公開情報を利用することは禁止されている.
7. 査読者は,データの捏造や改竄または既存の論文からの盗用などの不正行為や不適切な行為を見つけた場合,直ちに編集小委員会に報告しなければならない.
「土木学会論文集に関する倫理基準」もご参照下さい.
査読に当たっての留意事項
1. 査読者へ送信されたメールに記載されているウェブアドレスへ,IDとパスワードを使ってアクセスし,対象原稿の査読の諾否を入力して下さい.続いて,同ウェブにて,画面に従って査読期間内に査読結果の入力をお願い致します.
2. 構造工学論文集は,外力,材料,強度,解析,調査,設計,施工,維持管理などの構造物にかかわるあらゆるテクノロジーを対象にし,構造工学の発展に大きく寄与する研究成果,技術成果を論文・報告・総説・委員会報告として発表する場であり,毎年シンポジウムを開催し口頭発表を義務付けております.
3. 査読原稿の評価は,下記に示す構造工学論文集(土木部門)の編集方針と原稿区分の内容に則り,総合的に判断下さいますようお願い致します.
編集方針
(1) 外力,材料,強度,解析,調査,設計,施工,維持管理など構造物における学術・技術の中心的な発表機関として機能する論文集とすることを目指す.このため,独創的で水準,信頼性が高く,学術・技術の進歩にとって有用な論文・報告・総説・委員会報告を登載していく.
(2) 構造工学分野における研究者や技術者の要望に幅広く応える論文集とすることを目指す.そのため,構造工学の発展に寄与する研究成果,技術成果,総説・展望論文および工学的に価値の高い事例報告を対象とする.
(3) 招待論文の制度を設けることで,当該分野で国内外の研究をリードしている研究者による研究,構造工学以外の他分野における研究・技術の最新情報を紹介し,構造工学分野における研究者や技術者の活動に寄与していく.
原稿区分の内容は次の通りとする.
(1) 論文:理論的または実証的な研究成果,技術成果,あるいはそれらを統合した知見を有すること.
(2) 報告:調査・計画・設計・施工・現場計測や解析・実験などの工学的に価値の高い内容を含むこと.
(3) 総説:構造工学の発展に寄与する総説・展望を含むこと.
(4) 委員会報告:土木学会の調査研究部門にある委員会内に設置された研究小委員会の活動成果を含むこと.
判定区分は次の通りとする.なお,著者が投稿時に選択した原稿区分に基づいて判定を行って頂きますが,原稿区分の変更が必要であると判断される場合には,講評や修正意見にその旨を記載して下さい.
(1) 掲載可:査読用に投稿された原稿のままで掲載に値する原稿は「掲載可」と判定すること.
(2) 軽微な修正が必要:論旨や構成,並びに記述の誤り等に関わる軽微な指摘事項に基づいて適切に修正されることを条件として掲載に値する原稿は「軽微な修正が必要」と判定すること.
(3) 論旨に関して大幅な修正が必要:論旨に関して大幅な修正が必要であるが,査読意見を適切に反映することにより,最終原稿において掲載が見込める原稿は「論旨に関して大幅な修正が必要」と判定すること.ただし,最終原稿において査読意見を適切に反映していなかった場合,「掲載否」となる.
(4) 掲載否:論文集への掲載に値しない原稿は「掲載否」と判定すること.
4. 再査読は行いませんので,査読者が修正原稿を確認することはありません(修正原稿の確認は編集小委員会で行います).したがって,修正事項が多く,査読者として最終原稿に責任が持てないと判断された場合は,「掲載否」の判定対象となりえます.また,同じ内容の原稿が他誌に発表されている場合(後述,既発表の取り扱い参照)にも,「掲載否」の対象となりえますので,その場合は査読結果の報告の中でご指摘下さい.
5. 3人の査読結果をもとに掲載可否の判定をした上で,掲載可否にかかわらず,査読結果の内容は原則としてそのまま著者に送付されます.したがって,表現等には十分配慮し,すべての修正指摘をウェブ上の修正意見欄に入力して下さい.
6. 希望査読部門の適否は,査読の対象からはずして下さい.例えば,原稿の内容に鑑みて必ずしも適切でない査読部門に投稿されている場合でも,それを評価の対象とはしないで下さい.査読部門の適否や変更の判断は編集小委員会で行うことになっておりますので,ご一任下さい.
7. 形式的な原稿体裁,原稿容量に関しては,査読の対象からはずしてかまいません.掲載に値すると判定された原稿については,修正の段階で原稿体裁規則の順守を求めます.修正された原稿が,体裁規定に違反する場合,その時点で体裁不備による掲載否として返却する権利を編集小委員会は持ちます.
8. 最終的な掲載可否,指摘事項等は編集小委員会の責任において決定し,その名で著者に通知します.したがって,査読者の氏名が著者を含め外部にもれることはありません.
「既発表の取り扱い」
講演会,研究発表会,コロキウム,シンポジウム,国際会議等で,論文集編集のための独自の組織により査読を経て登載された論文等と類似性の高い原稿は,土木学会または他学協会の主催にかかわらず,既発表扱いとする.ただし,既に発表した内容を含む原稿でも,次に掲げるいずれかの項目に該当する場合は投稿を受け付けます.
・ 新たな知見が加味され再構成された論文・報告.
・ 個々の内容については既に発表されているが,統合することにより価値のある論文等となっているもの.
・ 限られた読者にしか配布されない刊行物に発表された論文等.
なお,個々の原稿がこれらに該当するか否かの判定は小委員会で行います.
(令和3年6月改訂)
優秀査読者表彰
構造工学論文集編集小委員会では,平成27年度構造工学論文集Vol. 62Aより,構造工学論文集の質の向上に顕著な貢献をいただいた査読員の方に対して,優秀査読者として顕彰し,優秀査読者賞を授与することとしました.本賞は,構造工学論文集の査読における貢献を表彰するとともに,優秀な査読者の模範を提示し,構造工学論文集の査読の質を高めることを目的としています.
Vol.62A優秀査読者はこちらです.
Vol.63A優秀査読者はこちらです.
Vol.64A優秀査読者はこちらです.
Vol.65A優秀査読者はこちらです.
Vol.66A優秀査読者はこちらです.
Vol.67A優秀査読者はこちらです.
Vol.68A優秀査読者はこちらです.
Vol.69A優秀査読者はこちらです.
Vol.70A優秀査読者はこちらです.
討議集
Vol. 71Aに対する討議は,下記の要領で行います.討議を希望される方は,要領に従って討議用紙を提出して下さい.
討議要領
1.対象
第71回構造工学シンポジウム(令和7年4月12・13日開催予定)で発表された論文,報告,総説,委員会報告とします.
2.受付期間と提出方法
第71回構造工学シンポジウム後から12週間とします.締切は令和7年(2025年)7月8日(火)(必着)です.
提出方法および提出先
所定の討議用紙に必要事項を記入し,メールにて下記宛に提出して下さい.
E-mail: struct-eng{a}jsce.or.jp ←{a}は@に置き換えて下さい.
3.討議に対する審査と回答の依頼
討議の内容をVol. 71A編集小委員会において審査し,適切と判断された場合には,著者に回答を依頼します.なお,内容が不適切と判断された場合には,討議者に返却します.
4.回答の提出期限
回答の提出期限は,回答依頼を受けてから12週後とします.なお,回答がない場合は,事前に著者に連絡したうえで,「回答なし」として公開します.
5.公開
討議と回答はVol. 71A編集小委員会で審査のうえ,討議者の氏名・所属とともに編集小委員会ホームページ,J-STAGEで公開します.なお,公開された回答に対する再討議は受け付けておりません.
6.著作権
著作権については,土木学会に帰属するものとします.討議および回答の掲載が決定した場合には,土木学会に譲渡されます.
【過去の討議】
Vol. 58Aに対する討議はこちらです.
Vol. 59Aに対する討議はこちらです.
※ Vol. 60AからVol. 62Aでは実施なし.
Vol. 63Aに対する討議はこちらです.
※ Vol. 64Aでは討議の提出なし.
Vol. 65Aに対する討議はこちらです.
※ Vol. 66Aでは討議の提出なし.
※ Vol. 67Aでは討議の提出なし.
※ Vol. 68Aでは討議の提出なし.
※ Vol. 69Aでは討議の提出なし.
※ Vol. 70Aでは討議の提出なし.
正誤表
Vol. 58Aの正誤表はこちらです.Vol. 59Aの正誤表はありません.
Vol. 60Aの正誤表はこちらです.
Vol. 61Aの正誤表はありません.
Vol. 62Aの正誤表はこちらです.
Vol. 63Aの正誤表はこちらです.
Vol. 64Aの正誤表はこちらです.
Vol. 65Aの正誤表はこちらです.
Vol. 66Aの正誤表はありません.
Vol. 67Aの正誤表はありません.
※Vol.68以降の正誤表は,当該論文とともにJ-STAGEに掲載されています。